知っていますか? 「医療ライター」と「メディカルライター」の違い
こんにちは、医療ライターの横井(@yokoik2)です。
突然ですが、「医療ライター」と「メディカルライター」の違いをご存じでしょうか?
”医療”、”ライター”で検索すると、
「医療ライター」と「メディカルライター」の両方が検索にあがってきます。
でも、この2つって全く違うものなのですよね。
もしかしたら、一般的には違いがわかりにくいのかな、と思ったので、
簡単に「医療ライター」と「メディカルライター」の違いをご紹介したいと思います。
「医療ライター」は、カテゴリーでいえば「ライター業」。
「ライター」という書く仕事の中で、特に、医療分野を得意とするライターのことを指しています。
医療関連資格を持つライターさんもいれば、
医療現場の取材やライティングを数多くこなすことで、
医療ライターという専門性を打ち出してきた人もいます(←わたしはこちら)。
活躍の場は雑誌やWeb媒体などのメディア、病院や企業のHPコンテンツ作成などが大半です。
これに対して「メディカルライター」は、主に医薬品の製造・販売に関するさまざまな資料を作成する専門職。
医薬品を市場に出して流通させるには、実に多くの書類が必要になります。
例えば、
・新薬の承認申請資料
・臨床試験(人に対する試験)に関するドキュメント
・医師へのプロモーションに関するドキュメント
・関連学会に関する資料
・添付文書やインタビューフォーム(薬剤師向け解説書)に関する文書
・MR向け研修テキスト ……etc
これらの文書作成にかかわるプロフェッショナルが、「メディカルライター」と呼ばれています。
ざっくり分けると、
「医療ライター」=メディアで活躍するライターで、医療分野を専門とする人
「メディカルライター」=医療関連企業で、医薬品の申請・販売等に関する文書作成を専門とする人
といってもいいかもしれません。
いかがでしょうか?
「医療ライター」と「メディカルライター」の違い、少しイメージしやすくなりましたでしょうか?
雑誌・Web媒体での、医療・健康関連の記事作成は、医療ライターの得意分野。
お手伝いできることがありましたら、お気軽にお声がけくださいね。
読んでいただき、ありがとうございました。